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旅はとどのつまり、異・・・


旅はとどのつまり、異国を触媒として、動機として静機として、


自身の内部を旅することであるように思われるが、

自身をめざすしかない旅はやがて、遅かれ早かれ、ひどい空虚に到達する。

空虚の袋に毎日々々私は肉やパンや酒をつぎこんでいるにすぎないのではないか。



『夏の闇』より

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